MIDIの同期・・現在のところ・・

 このページを書いた当初はMIDIで MTRとパソコン(DTM)と外部音源(シンセ等を含む)をMTRかDTMをマスターとして同期させて再生していた。 現在では、まだあるのかもしれないが、あまりないのではと思う。 詰まる所このページの存在意義はもうないのかもしれないと思う。

 このページを当初作っていた頃は、DAW(デジタルオーディオワークステーション)ではなくDTM(デスクトップミュージック)と言われていた。DTMでもオーディオを扱って いたが、今のようにオーディオが自在に加工等はできなかった。その頃は、オーディオはMTRでレコーディングしてエフェクト処理したりしていた。音楽制作の核にMTRがあって DTMはMIDIの操作という位置付けにあった。

 現在では、DAWソフトウェアで、MIDIデータの入力や外部音源のコントロール程度が残っているだけだと思う。 外部の音源はMIDIの1から16までのチャンネルを受信側と送信側(DAW)と合わせるだけ。

MIDIのデータの転送量とスピード

 当サイトにはデータ転送のページがあります。そこの、MIDIのデータ転送量とスピードを書いています。 MIDI 0.03125Mbps(スピード) = 0.0039MB/S (情報量) USB 2.0 は480Mbps(スピード) = 60MB/S USB2.0は一秒間に最大60MBのデータを転送することが可能なのに対していMIDIの規格は 0.0039MB/秒しかデータを転送することができない。 たぶんMIDI規格はパソコン関係で残っている規格のなかで もっとも遅いデータ転送の手段となっている。ただMIDIの機器はまだ多く残っているのですぐになくなることはないと思いますが。余談ですが、MIDIキーボードなどはUSBのMIDIキーボードなどを・・・おすすめします。

※ bpsは bit per second : ビット/秒

DTM / MIDIの同期 (旧記事)そのまま残します。

 MIDIの同期は初めての場合よくわからない事が多い。私もよくわからなかった。。 現在は、とりあえず同期には困らないが、元々映像分野の規格だそうで、詳しくはわからない。 同期の事を略名syncシンク(Synchronization) という今現在ではMTCが主流である。しかし コンピュータとソフトウェア音源やソフトウェアエフェクトなどが高速でかつ良いサウンドを出すので MIDIを同期させることの必要性は少しづつ減っているのではないかと思う。 なお、MIDIの同期に関する表記はメーカーにより表現が若干違う。その為知識ゼロの場合はうまくいかないことがある。

分からない場合手っ取り早くは・・

同じメーカーにすると例がわかりやすいので比較的簡単に理解できる。

MTC (Midi Time Code)

ほとんどMIDIの同期はPCと外部機器(MTRを含む)かMTRと外部機器最近のものはほとんどMTCが対応している。Time Codeタイムコードと名前だけに相互の機器を時間で合わす。

MME (Midi Machine Control)

スタート、ストップなどをコントロールする。

MASTER(マスター)/SLAVE(スレーブ)

MASTERはMIDI情報を発信する MIDI端子はOUT SLAVEはMIDI情報を受信する。 MIDI端子はIN

MTC Frame(フレーム)設定

フレーム設定はメーカーにより表現が若干違う
一般に30fps 30dfps 24fpsなど複数ある。元々画像の規格であることを念頭に30等の数値の意味は1秒間に30枚の画像がある考え性格には29.97/ms らしい。そのため d : Drop / nd : Non-Drop と言う表記がある。
詳しく知りたい場合本もしくはネットで探しまくってください。深く考えない場合 30fps を基本に考えると良いと思います。
MTCで同期するには、上記のMASTERとSLAVEが同じ FRMAE(TIMECODE)に設定すること

追記

 midiの同期は年々減っているのではないかなと思うのですが・・。音源がソフト化が進んだことやDTM/DAWソフトが進化したからか?特別にあれこれ設定しなくてもmidi out のポートを設定すると同期する。複雑なシステム化にするとそういう訳にはいかないのかもしれないが・・。

2012/09/17

 このページの更新は もう終わりかな・・・。

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